時代に合った議会を創る力に
過去最高を更新し続ける人口、市税収入、入込観光客数…。福岡市は他の政令市からもうらやまれるほどに「元気なまち」という評価が定着しています。しかしながら、我が国は全体として人口減少の流れにあり、福岡市にも必ずその時がやってきます。厳しい時代を見越したうえで、堅実に夢のある将来像を描き、身の丈に合った投資を行っていかなければなりません。
博多駅からウォーターフロント地区を結ぶロープウェイ構想のように、投資によって得られる効果が不明確な事業については、厳しく吟味するのがこれからの時代に合った市議会の役割だと思います。
都市の成長と市民生活の安心を実現するための政策をしっかりと組み立てて、子育て・教育の環境づくりや持続可能な社会保障など、日増しに関心の高まる分野への対応に厚みを持たせる。
そのための市議会を創っていく力になりたいと思います。
<子育て環境>
いつも中心に子どもたちの笑顔
城南区のまちは、11の小学校を中心にした「校区」の単位で地域自治が行われています。子どもたちが楽しく、より良い環境の中で教育を受けられることが、全ての地域にとって活力の源です。
不登校やいじめ、さらには虐待の兆候を見落とさないより細やかな配慮を、教育行政に求めていきます。また、ICT教育環境の整備など対応が遅れている分野の改善に取り組みます。保育の無償化で見込まれる、さらなるニーズの拡大にもしっかりとした対応が必要です。
<安心・快適>
いつまでも住み慣れたまちで
バス停や地下鉄の駅、買い物や病院通いなど、年齢を重ねるごとに日々の移動は困難になります。自宅の近くまで車が迎えに来てくれて、格安の運賃で駅に、スーパーに運んでくれる…。そんなサービスが普及すれば、たとえ運転免許証を返納しても、いきいきとした生活を送れます。
福岡市でも最もシニアの層が厚い城南区だから、まずは丘や坂の多い地域でのモデル事業を実現したい。行政、民間企業、地域などの連携を加速させ、その実現に全力で取り組みます。