最近、昼間にずっと頭痛がします、調たかしです。熱はありません。近年わかってきたのですが、多分これが私の花粉症なのだと思います。この季節、不本意ながらもマスク生活を強いられている全ての皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます…。

さて、福岡市議会では空港運営への出資問題をめぐって、新たな動きがありましたので報告します。

自由民主党福岡市議団は本日の会派協議において、当局に福岡空港の運営者に出資をすることを義務付ける条例案を、今議会に提出することを決定し、議会運営委員会において提案しました。

会期途中での議案提出は極めて異例の事態だとは思いますが、2月議会における当局提案条例の否決と、出資を求める決議案の提出では、どうやら当局が再考するのには不十分であったようなので(議会がここまでやっても頑なに出資へと舵を切らないのは、それはそれで納得がいかない部分もあるのですが…)、議会として取り得る最も強い手法をもって、当局に再考を促す必要があるとの判断に基づいています。

明日の新聞にはきっと、当局と議会の対立があたかも更に深まったような見出しの記事が出るのかなと思います。しかし、本日の会派協議においても確認されたのですが、与党第一会派として、私たち自由民主党福岡市議団は、もし当局における政策判断に誤りがあれば、議会の先頭に立って「間違っている」と指摘する責任を負っているのだと、所属議員全員が認識しています。

当局の議案に反対する勢力は野党だというあまりに短絡的な考え方は、二元代表制の本質を歪めるものです。

決して好き嫌いとか、確執とか亀裂とか、そんなことで片付けられるような事情で、自由民主党福岡市議団がまとまることはないと思います。この問題は引き続き純粋な政策論として、会派が一丸となり取り組んでいくであろうことを私は疑いません。

明日の朝の議運で、今回の条例案の取り扱い協議がなされる見通しですが、議案の上程が許されるのか不透明な要素があるだけに、今夜は自然と枕が低くなりそうです…。

議会における多くの賛同と、1人でも多くの市民からの納得が得られるよう、最善を尽くしたいと思っています!