晩ご飯の時に意識して炭水化物を抜くように心がけつつあります、調たかしです。
13日開会の9月議会では、「百道浜のホテル開発用地を巡る訴訟について」と「決算審査について」の2項目について一般質問をします。
今日から2回に分けて質問の内容をご報告したいと思います。
ますば百道浜のホテル開発用地を巡る訴訟について。事の発端は随分前なのですが、今から10年前に福岡市が民間企業にホテル開発用地として売却した土地の所有権を巡って、企業側が今年の6月に福岡市を提訴。市側が全面的に争っています。
市は百道浜のまちづくりの観点から、土地の売買契約から10年以内にホテル開発を完了しなければ、市が土地を買い戻すとする「買い戻し特約」の条項を契約書に盛り込んでいました。
しかし、今現在もこの用地は駐車場になっているように、着工を迎えることなく10年が経過しようとしています。市は現在の事業者に開発を継続させることが、市民や議会、他の事業者等の理解を得られないなどの判断から、買い戻し特約を実行するために既に代金を供託しています。
一方の事業者側は、既にホテルの基本設計も終わり、ゼネコンとの契約も捺印を残すのみの段階であったタイミングで、市から買い戻しの通知が発送されたことなどを受けて、市の権利行使が不当で土地の所有者は譲れないという立場です。両者の主張は全く相入れません。
土地の売買価格が13億円と高額であり、事業者側としてはこうした投資が水泡に帰すかどうかという点では極めて切実な問題です。今年の8月には私は相次いで事業者側の訴訟関係者から聞き取り調査を行うなど、この問題には関心を持ってきました。
こうした中で、事業者側の複数の訴訟関係者から、福岡市の元顧問が、市と事業者の調整に入っていたという証言がありました。高額な土地の所有権が争われる裁判なので、一方の当事者の話だけを鵜呑みにはできませんが、仮に事実だとしたら由々しいことです。
質問では、双方の主張の食い違う主な点について市の考えを確認(質問の時点までに、市の反訴状が入手できないため)し論点整理をすることに加えて、聞き取り調査の中で浮上した疑惑について、市の見解を問いたいと思っています。
自身初となる自由民主党福岡市議団のトップバッター登板です。気合を入れて臨みます!!