一年中、季節が春か秋ならいいのになと思っています、調たかしです。朝晩は冷え込むようになり寝冷えをやってしまう季節でもあるのですが、過ごしやすい気候のおかげでしょうか妙にお腹が空きます。

さて、昨日は油山に登ってきました。先月、コロナ自粛下の運動不足解消のために登った際に撮った写真をこのブログやフェイスブックに投稿したところ、何人かの地元の先輩方から危険箇所についての声を頂いていました。

私自身「これは危ないんじゃないかな?」と感じる箇所が幾つかあったので、今回は写真を撮りながら位置を確認してきました。

今回も東油山6丁目から入山し、市民の森管理事務所付近からの登山道Bコースで山頂へ。下りは山頂と梅林の緑道を結ぶ梅林ルートを通りました。

市民の森から頂上までのBコースは、途中の分かれ道でどちらに行けばよいのか(結局はどの道を選択しても後に合流するのですが)考えてしまうような箇所がありはするものの、登山道そのものはちょっとした運動向き(登り階段がキツいが)に整備されている感じがしました。

一方、問題は下りで通った梅林ルートです。

何箇所もあって気になるのが、雨の通り道になって登山道が深く削られているケース。これがかなり滑ります。つかまる場所もほとんどありません。

かつては階段だった踏み木の回りの土が流されてただのトラップ(罠)みたいになっていたり。

木の根っこがやたらと浮いて歩行の障害になっていたり。

稜線上の登山道そのものが雨で削られて、明らかにそのうち壊れることが明々白々だったり。

下りではご高齢の女性2人連れ、ご高齢のご夫婦、ご高齢の女性を途中で追い抜く形になったのですが、特に雨で登山道が削れた場所では登山用のステッキをお持ちでも恐々と歩いておられ、「気軽に登山に親しんでいる」雰囲気ではなかったと思います。

梅林ルートの途中には、福岡市のかなりの範囲を見渡せる絶景スポットである妙見岩があります。百聞は一見にしかずで是非多くの人たちに登って見てほしいと思うのですが、登山道がこんなでは小さな子ども連れやご高齢の方に気軽におすすめすることは無責任かと…。

写真は先月登った際に撮ったもの。もったいないなあ。実にもったいないと思います。

稜線そのものが崩れかけている箇所については、市に情報提供をして改善の検討をお願いしようと思っています。地元の多くの人たちに油山登山を勧められるように、せめて極端な危険箇所だけでも解消できればいいのですが…。