寒さに弱い自分に気づいたときに、ふと年齢を感じてしまいます、調たかしです。先日久しぶりに元の職場の同期たちと一献傾けながら、「夏は暑くなったし、冬は寒くなったな」などという話をしました。実に年相応な会話だったと思います。

さて、令和3年が暮れゆこうとしています。今年は昨年に引き続き、世の中がコロナに振り回され続けました。特に夏場のオリンピックの時期と重なったデルタ株の大流行は、医療現場、保健所関係、社会経済活動を大きく混乱させましたし、私の友人たちの間にも罹患が広がりました。

この流行期とワクチン接種の時期が重なったことが、結果として秋以降の落ち着いた状況に繋がったという指摘もあるようですが、夏場の重症化を伴う流行はいま振り返ってもゾッとするほどに恐ろしいものでした。

最近ではデルタ株の市中感染が一定数見られる中で、現在の社会経済活動を維持しながらいかにまん延を防止できるかが当面の焦点になりますが、第6波は防げないと諦めるのではなく、最善の努力で流行を小さく抑え込めればと思います。

ときに、年末恒例で発表される今年の漢字は「金」だったそうです。日本選手団の金メダルラッシュに沸いた東京オリパラがあったからでしょう。

私個人としては「転」を挙げようと思います。コロナ対策の政策議論、秋の衆議院総選挙、また私的なことも含めてまさに七転八倒した一年だったと感じます。後年振り返って、本当に色んなことがあったなあと印象深く思い返される一年になることは間違いなさそうです。

一方で、議員活動を通じてずっと取り組んできた生活交通の課題については、先日の更新でもご報告した通り確実な前進が感じられるなど、議員活動そのものではさまざまな実りを感じられた一年でもありました。

世のため、人のために生きることを選択して会社を辞めてから11年と半年。議員生活は早くも10年半。この厳しいコロナの時代に少しでも頼りになる、期待してくださる方々の力になれるよう、来年も精進していこうと思います。

事務所があるご町内の蕎麦打ちは、昨日無事に開催されました。自作の年越しそばは年末の密かな楽しみです。

この後は、日付が変わる頃から毎年恒例の神社立ちに行きます。去年は初めて1人で立ったのですが、今年は高校時代の友人も付き合ってくれるようで少し賑やかになりそうです。

来たる令和4年が、世界にとってまた我が国にとって平穏な一年になることを祈念しつつ…。皆さま良いお年をお迎えください。