過去5~6年はおみくじを引いていません、調たかしです。
かつて2度ほど「凶」を引き当てたことがあり、それ以降やめにしました。
私が暮らしている城南区のまちでも、各校区の新春の集いが
開催されています。3校区くらいが30分ずつ時間をずらしてスタートするのですが
乾杯が済んだらすぐに次の会場へと席を立つことの連続で、
伺えば伺うほど不義理を重ねているような気がして申し訳なくなります…。
他人の家のお風呂には絶対につながらない「改良型どこでもドア」が欲しいです。
さて、この時期は、多くの校区で「どんど焼き」が開催されます。
私が住んでいる金山校区は昨日の朝からやぐらを組む作業が行われ
午後6時過ぎに点火されました。
経験豊かな地元の先輩方が作業をリードされ、我々若い世代は主に
物を運ぶ役割になるのですが、こうした伝統行事をしっかりと継承していくためにも
記録を取っておかなければ、と思い立って写真を何枚か撮った次第です。
やぐらが組みあがるまでの様子を順を追って記しておきたいと思います。
①砂で造った土俵の中心に杭を打ち、周りに「芯」をつくる
②柱になる3本の竹を組む
この部分を結ぶのに使うのは「かずら」のつるです。簡単には焼けません。
③高さを決める
てっぺんの部位をなんと呼ぶのかは知りませんが…葉のついた竹をやぐらの中心に立てます。
④横枠を組む
⑤枯れ枝をつめる
できるだけ中心部まで風が通るように置き方を工夫します。
ちなみに、枯れ枝は近隣の公園の樹木の枝落としを業者がやったときにお願いをして
保管をしておいたものです。
⑥点火用のわらを置く。周囲には枯れ葉や枯れ枝を積む
⑦竹の横枠をさらに組み、骨組みをいかしながら枯れ葉や枯れ枝を中に詰め込む
⑧できあがり
作業の合間に写真を撮り、それなりに手順を理解したつもりですが
「やってごらん」と言われても簡単にはいかないと思います。
私もお手伝いするようになって7年になりますが、まだまだです。
午後6時には、これもまた毎年楽しみにしているキャンドルアートの点灯。
いじめの防止や災害被災地への思いなど、児童のデザインによって
様々なメッセージが発信されます。
どんど焼きの点火は、直前に雨に見舞われるなど不運もありましたが
例年より多めに煙を出しながらも無事に済みました。
地域の方から縁起物を受け取って火の中に入れると、皆さん決まって
ほっとした表情をされるのがこの催しの醍醐味です。
集まった子どもたちの無病息災、そして校区・地域の弥栄を願う焔(ほむら)は
およそ4時間にわたって金山の空を焦がし続けました。