最近は焼酎をロックで飲むことが多くなりました、調たかしです。世の中には色々なお酒がありますが、芋焼酎が一番体に合うようです。
さて、きょうは私の母校である七隈小学校で、授業のお手伝いに行ってきました。3年生が社会科で消防団について勉強するのですが、実際に団員から話を聞くのが分かりやすいだろうということで、私が所属する早良消防団城南分団が毎年、七隈小学校に出向いています。
内容は、参加した団員の紹介から。みんなそれぞれ仕事を持ちながら、火災などの災害時に指令を受けて出動することを説明し、女性団員による紙芝居へ。のどに物を詰まらせたときには肩甲骨の間を強く叩くことなど、役立つ豆知識の紹介がありました。
私は何をしたかというと、まずは「とび口」という道具の使い方の実演です。「町火消し」の時代から使われているようですが、現在も屋根瓦をはがして放水するなど消火のために止むを得ず物を壊す場面があり得るので、分団のポンプ車に常備されています。
次に、纏(まとい)の実演をしました。伝統技術です。分団のシンボルなので形や重さなどは団によって異なります。城南分団の纏は将棋の駒の形をしています。重さは20キロくらいと言っていますが、正確なところは計りようもないのでわかりません。かなり重たいです。
きょうは「江戸振り」と「博多振り」を少しだけ披露しました。技量が未熟な上に1カ月くらい触ってなかったのでかなり心配していましたが、大過なく終えることができたので安心しました・・・。
全ての子どもたちに体験してもらうことはできませんでしたが、防火服を着て放水の構えをとってもらいました。
子どもたちの話を聞く姿勢が非常に良いことに驚かされ、学習意欲も高いように感じられました。私が小学校3年生の頃は、こんなにお行儀よくはできなかったと思います。校歌にある通り、母校には賢く、強い子どもが育っているようです。嬉しい限りです。
きょう、触れ合う機会があった子どもたちの中から、将来の消防団員が育ってくれたらこの上ない幸せです。