既に多くの方がご存知かとは思いますが、改めて情報共有を致します。
新型コロナウィルス感染症の影響で、仕事を休まざるを得ない方、
失業した、或いは失業同然の状況になった方に向けて
生活福祉資金貸付制度による貸付が実施されています。
もともとあった制度と、コロナ問題をきっかけに制度拡充されたものがありますが
細かいことを抜きにして以下に概要を記載します。
収入減少世帯については10万円以内(学校休業の影響や個人事業主の方等は20万円以内)
失業世帯については2人以上世帯で20万円以内、個人世帯で15万円以内の範囲で
無利子の貸付を受けられるというものです(審査あり・生活保護受給世帯は対象外)。
(制度概要は下記の厚労省資料をご参照ください)
https://www.mhlw.go.jp/content/000613522.pdf
(よくある質問について下記の全国社会福祉協議会資料をご参照ください)
https://www.shakyo.or.jp/coronavirus/shikinQA.pdf
この事業は各都道府県が実施主体で、申込の窓口は
福岡市においては福岡市社会福祉協議会になります。
コロナウィルス問題での生活困窮に対して、
4月13日現在で唯一、広く一般の市民が対象となり得るものとして
実際に動いている制度です。
それゆえに、窓口になっている福岡市社協にも非常に多くの問い合わせが
殺到しているとのことで、現状では電話をしてから実際に
窓口で相談できるまでに1週間前後、実際の融資までには
さらに5日間程度の時間がかかっている状況とのことです。
福岡市社協でも窓口の人員の増員等、既に様々な手立てをとってくれています。
福岡市役所に対しては更なる受付体制の強化について善処をお願いしていますが、
今回は、多くの方が一気に困窮状態に陥るこれまでにない事態です。
窓口対応の苦境もお察しを頂き、我慢強くお問合せ等を頂ければと思います。
※福岡市社協の窓口情報は下記をご参照ください
http://www.fukuoka-shakyo.or.jp/news/event_detail.php?no=69