風邪気味ですが何とかもってます、調たかしです。
先日来、国内外のメディアが報じましたが
修猷館高校の修学旅行で、2年生300人あまりのうち
およそ100人が東日本大震災の被災地を訪問しました。
スキーのみの研修旅行も含む3つのコースから
生徒自身の選択だったそうです。
こうした試みについて、ニュースの受け手側からは
賛否両論の反応が寄せられているようです。
あえて「否」の意見を書くと…
原発事故の現場から近く、危険だといったものや
物見遊山で行くべきではないといったものが
多かったようです。
しかし、私はニュースの受けての一人として
「よくぞ行ってくれた」と喝采を送りたいと思っています。
修学旅行先として東北が避けられている状況の中、
彼らの訪問は少なくとも被災地の冷え込んだ消費を
温めることにつながったはずです。
若い目で被災地の惨状を見て、脳裏に刻み、
それぞれ何かを得て帰ってきたことでしょう。
賛否の「否」の意見について、あえてここで
詳細に反論を書くつもりはありません。
必ずや彼らの中から、被災地の復興に向けて
様々な立場で活躍する人材が出てくれるでしょう。
今回の修学旅行が有意義な試みであったことは
必ずや歴史が証明してくれる。
母校に学ぶ若者たちへの期待も込めて
そう信じています。